ジュゼッペ・ディ・グアルディア
合気道指導員、合気道三段
1995年にケルンでイタリア人移民の息子として生まれました。高等専門学校を卒業した2012年8月、私は自動車メカトロニクスエンジニアとしての職業訓練を始め、2016年1月に無事に修了しました。
格闘技にずっと魅力を感じていた私は、19歳の時、穏やかな格闘技である合気道をやることに決めました。ディルク・クロップのところで2回の体験稽古を受けて、彼のスタイルについて少し懐疑的な思いがありましたが、同氏の道場に登録することにしました。数週間、稽古をする中で、私は彼のスタイルこそが穏やかで優しい合気道を体現しているものだということに気づきました。
定期的に稽古を続ける中で、子供の頃に、高齢の格闘技の大家とその戦いの芸術に対して熱い想いを抱いていたことを思いだしました。私は合気道の師範になりたいと思うようになりました。ディルク・クロップは、時間をかけて根本から熟慮するよう助言してくれました。1年の間、とりわけ多くの稽古に励み、自分の想いを反芻しました。
2018年の年末に、全身全霊で合気道に専心できるようにするために正規雇用の職を辞し、パートタイムの仕事を見つけました。私は、稽古を通じて、合気道にまつわる包括的なテーマ深く考察することができました。特に、知覚の訓練と合気道の倫理に感銘を受けました。さまざまな人々と稽古をする中で、隣にいる人に対する感覚を身に付けることができ、危険な状況を早期に認識して状況の悪化を防ぐことができるようになりました。
自分の道場を持つことが私の夢です。